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活動報告

ヨルダン派遣の赤十字国際救護員が帰国~8ヶ月間の活動を飯泉支部長へ報告~

 アラブの春以降、内戦が続くシリアから多数の難民を受け入れているヨルダンにおいて、1月8日から9月5日までの8ヶ月間にわたり地域住民参加型保健事業に従事した勝占 智子赤十字国際救護員(徳島赤十字病院 看護師)が活動を終えて帰国しました。ヨルダンでは、生活習慣病や感染症が深刻な問題となっており、現地の赤十字社にあたるヨルダン赤新月社が、家庭訪問や健康キャンペーンを通して住民に健康情報や疾病予防についての知識の普及を行う地元ボランティアの育成に取り組んでいます。勝占看護師は、ヨルダン赤新月社のサポート役として、事業を進めるための予算管理や、研修・活動計画の立案等を行いました。
  10月8日、飯泉嘉門徳島県支部長への活動報告に徳島県庁を訪れた勝占看護師は、「難民自身もボランティアに参加することで、やりがいや誇りを感じるなど良い効果が出ている。」と活動を振り返りました。一方で、「シリアとヨルダンの国境が再び開いたが、祖国に帰りたくても仕事やお金が無いため自主帰還するシリア人は少なく、先の見通しは立っていない。」と厳しい現状を語りました。報告を受けた飯泉支部長は、「日本でも海外からの支援が必要となる大規模な災害が起こる可能性は否定できない。受援体制の構築にあたり、今回の経験を広く共有して欲しい。」と激励しました。
    日本赤十字社では、今後もヨルダン赤新月社をはじめ国際赤十字・赤新月社連盟等と連携し、シリア難民とヨルダン国民のために活動を続けていきます。

※日本赤十字社では、中東人道危機救援金を募集しています。ご寄付いただいた救援金は、中東地域での難民支援など赤十字の活動に活用されます。皆様の温かいご支援をお願いいたします。

http://www.jrc.or.jp/contribute/help/cat751/

飯泉嘉門支部長(左)に現地での活動を報告する勝占救護員(中央)

現地の小学校でボランティアと共に子どもたちに果物を配る勝占救護員(中央)