7月3日の線状降水帯の発達等に伴う大雨災害で、甚大な被害が発生した熊本県の被災者を支援するため、7月19日、当支部から医療救護班を熊本県へ派遣しました。
出発式には、徳島赤十字病院の米田龍平救護班長をはじめ医師3名、看護師5名、薬剤師1名、救護主事1名、支部事務局等の連絡調整員2名のあわせて12名が出席。当支部の新居啓司事務局長が「日を追うごとに被災者の心の傷が広がり、体調不良の方も増えている。こういった過酷な状況だからこそ、赤十字の設立精神に立ち返って救護活動を行ってほしい。」と激励。
続いて米田班長が「被災された方々に寄り添い、最後まで切れ目ない医療救護活動を精一杯実施してまいります。」と力強く決意表明を行いました。
当支部医療救護班は、特に被害の大きかった熊本県芦北町において、7月20日から23日までの4日間、避難所を訪問しての巡回診療や被災者のこころのケア、避難所の生活環境の調整などを行い、医療の空白を補うために活動を行い、24日に帰県しました。
決意表明を行う米田龍平医師