当支部では、赤十字医療救護班の被災地での活動を後方的に支援する「赤十字災害救護支援ボランティア」の養成を平成26年度から行っており、現在16名を登録しています。
1月28日、同ボランティアの技能維持研修として、「救護所設営訓練」を当支部事務局で行いました。
はじめに、東日本大震災や熊本地震等これまでの災害で設営された様々な救護所を比較して、時期や場所、対象によって設置場所やレイアウトが異なることを確認。
その後、「大規模地震発生から1ヵ月が経過した被災地の避難所にテント型救護所を設営する」との想定で机上シミュレーションを行い、診察台やベッドの配置等、避難所内のレイアウトを決定しました。
実動訓練では、机上シミュレーションで決定したレイアウト通りの救護所を実際に設営し、患者の流れや救護班の動きを確認しました。
設営後の振り返りでは、参加者から「限られた面積しかないので、持っている資機材を全部出せば良い訳では無い。」「テントの出入り口に、患者がつまずかないよう車のマットを敷いたらどうか。」等の意見や提案が出されました。
救護所のレイアウトを机上で確認
救護所となるエアーテントを設営
救護資機材を運び込むボランティア