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活動報告

名画で辿る人道博愛の赤十字美術展を開催
~美術を手がかりに日本赤十字社の歩みを紹介~

 日本赤十字社徳島県支部では、日本赤十字社の活動を紹介する美術品や歴史資料を集めた展覧会「今に生きる『人道博愛の心』美術に見る日本赤十字社の歩み」を4月22日から6月11日までの間、徳島県立近代美術館で開催しています。
 この展覧会は徳島県支部創立130周年を記念し、戦前から現代に至るまで各時代の美術家等から本社へ寄贈された美術品はもとより、各地の美術館や博物館が所蔵する赤十字活動を描いた絵画や資料を一堂に会して、日本赤十字社の歩みや活動を紹介するものです。
 関係者約70名が出席した4月22日の開会式では、当支部の飯泉嘉門支部長が「展覧会を通して、先人達が人道博愛の心をもって懸命に駆け抜けた活動の歴史に思いを寄せてほしい」と挨拶。大塚義治日本赤十字社副社長や古川武弘徳島県赤十字有功会長らがテープカットを行い、開幕を祝いました。
 展覧会は2部構成。第1部は「日本赤十字社に寄せる人々の思い」と題し、昭和52年の本社社屋建設時に東郷青児や小磯良平、東山魁夷など日本画壇の巨匠たちから赤十字へのさまざまな思いで寄贈いただいた名画約40点を展示。
 第2部は関東大震災時の赤十字の救護活動を描いた大作や戦時中従軍看護師に届けられた召集状や戦地に出発する際に看護師へ向けて寄せ書きした赤十字旗など、全国の美術館・博物館からお借りした作品・資料約70点を系列展示し、博愛社創設からの日本赤十字社の歩みを概観する内容です。
 来場者からは、「乳飲み子を残して戦地へ向かう赤十字看護師を描いた作品に心を打たれた」「日本を代表する美術家たちの日本赤十字社に対する熱い思いが伝わってきた」などの声が聞かれました。
 当支部では、普段は一般公開されていない作品の魅力はもとより、美術を通して日本赤十字社の歴史や社会的役割について理解を深めていただくとともに、赤十字の人道活動に思いを寄せていただく機会になることを願っています。

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大塚副社長(写真中央)や飯泉支部長(左から2人目)らがテープカット

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従軍看護師の寄せ書きに目を見張る来場者

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学芸員が東郷青児「ナース像」について説明

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「ソルフェリーノのアンリ―デュナン」を見ながら、赤十字の原点の活動について説明を受ける来場者