当支部では、市町村ごとに組織されたボランティアグループである「地域赤十字奉仕団」、専門技術や職業を活かして活動する「特殊奉仕団」、若い力を結集して活動する「青年赤十字奉仕団」の3つの奉仕団が組織されています。
7月19日(水)、当支部事務局において地域赤十字奉仕団の新規リーダーや次期リーダー等を対象に赤十字ボランティア・リーダーシップ研修会を開催しました。
県内の各市町村から集まった35名の参加者が、赤十字の理念や歴史、奉仕団として期待される活動、リーダーシップ等のテーマについてグループワークや実技研修を通して理解を深めました。
●炊き出し研修
“15分以内に41食のハイゼックスを作る”という指示がスクリーンに映し出されると、迅速に役割分担をして作業に取りかかる参加者
●講義「赤十字の歴史と現状」
赤十字の歴史や組織、活動内容についての知識を深めました。
●救護資器材の見学
当支部が備蓄している毛布などの救援物資や、救護用テント、医療セットなどの資機材を見学しました。
●グループワーク「赤十字とボランティア活動」
赤十字奉仕団の成り立ちや期待される活動に関する講義の後、「地域包括ケアシステム」をテーマに、「地域で暮らす高齢者の生活支援、介護予防のために赤十字奉仕団が出来ること」について、意見を交わしました。
●読み物による過去の災害の追体験(災害エスノグラフィー)
阪神淡路大震災の被災者インタビュー記事を読み解き、災害時に必要なリーダー像や役割等について考えました。
●修了証の授与
全ての研修を終え、修了証を受け取る参加者代表。