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活動報告

「バングラデシュ南部避難民救援活動」派遣救護員が帰国
~過酷な環境で生きる避難民の現状を飯泉支部長へ報告~

ミャンマー・ラカイン州で相次ぐ暴力行為に伴う隣国バングラデシュへの避難民に対する医療救援活動に当たった徳島赤十字病院の勝占智子看護師が、4月12日、飯泉嘉門徳島県支部長に現地での活動を報告しました。

勝占看護師は2月16日から3月22日までの35日間、暑さと乾燥が厳しく砂ぼこりが舞うバングラデシュ南部コックスバザールの避難民キャンプにおいて、医師や看護師らでつくる日本赤十字社国際救援チームの一員として仮設診療所での診療や巡回診療等に従事。

毎日100人~150人が受診に訪れるなか、風邪などの呼吸器疾患に加え、避難生活の長期化に伴う全身倦怠感などを訴える方が多かったことや、バングラデシュ赤新月社のスタッフや現地ボランティアと協力して活動したことなどを報告しました。

また、避難民キャンプの建物は竹を組みビニールシートを被せただけのテントがほとんどで、水道設備も整備されておらず、舗装されていない道路を多くの子どもたちが裸足で歩いていることなど現地の過酷な環境についても報告。

「これから雨期を迎えるにあたりコレラの流行も懸念されており、今後も継続した支援が必要である」と力強く語りました。

飯泉支部長は、「何より無事に帰ってきてくれてよかった。今回の貴重な経験をこれからの看護業務に役立てることはもちろん、徳島県支部の国際活動の更なる発展にも生かしていただきたい。」と勝占看護師をねぎらいました。

 

飯泉嘉門支部長(左)へ現地での活動について報告する勝占智子看護師(右)

 

水道設備が不十分な現地で皮膚の洗浄を行う勝占智子看護師(右)

 

  • 日本赤十字社では、医療支援や食料・生活用品の提供など緊急ニーズに対応するため、「バングラデシュ南部避難民救援金」の受付を行っています。詳しい情報については、こちらをご覧ください。
  • 国際赤十字では、政治的・民族的背景および避難されている方々の多様性に配慮し、『ロヒンギャ』という表現を使用しないこととしています。